ＦＲＢは「利下げ必要」＝住宅分野など鈍化で―米財務長官
【ワシントン時事】ベセント米財務長官は３日の対談イベントで、米経済は一部の分野で鈍化しているとした上で、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による「利下げが恐らく必要な理由だ」と強調した。特に「住宅分野が明らかに減速している」と述べる一方、経済全体の先行きには「極めて楽観的だ」とも語った。
ＦＲＢは来週９、１０両日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で金融政策を協議する。ＦＲＢ高官の間では、金利据え置きか、３会合連続での引き下げかで意見が二分している。トランプ大統領はＦＲＢに繰り返し大幅な金融緩和を要求しており、ベセント氏は会合を前に利下げ決定を促した形だ。
2025年12月04日 05時40分
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