
【ワシントン時事】トランプ米大統領は5日、医薬品の低価格での販売を仲介する専用サイト「トランプRx」を開設したと発表した。欧米製薬大手に対し、医薬品関税を免除する代わりに、処方薬の価格を大幅に引き下げることで合意していた。生活費の高騰が支持離れにつながる中、「アフォーダビリティ(暮らしやすさ)」をアピールした。
トランプ氏はファイザーやイーライリリー、アストラゼネカなど16社と合意を結んだと表明。消費者は、サイトでクーポンを印刷して薬局に持ち込んだり、リンクされている製薬会社の直販ページを訪問したりすることで、割引価格で数十種類の医薬品を購入できる。割引率が8割超に上る薬もある。製薬大手は米国での工場建設などの投資も約束している。
トランプ氏は「世界で最も低い価格となる」と誇示したが、物価高の逆風は強く、政権の求心力を弱めている。
〔写真説明〕トランプ米大統領=3日、ワシントン(AFP時事)
2026年02月06日 18時08分