
【北京時事】中国税関総署は20日、1~2月の貿易統計(詳報)を公表した。国別の原油輸入量では、米イスラエルと対立するイラン産の主な積み替え拠点とされる東南アジア産が大幅に伸びており、買い増ししていた可能性がある。
中国はイラン産の最大輸入国だが、米制裁の影響で統計上はゼロが続いている。主な中継地点とされるインドネシアとマレーシアを合わせた輸入量は1287万トンと、前年同期比で約3割増加。1~2月はロシア産も4割増えた。
国際原油相場は2026年、米国のベネズエラ攻撃をきっかけに供給不安が高まり、上昇基調に入った。イラン産とロシア産は制裁の影響で割安になっており、中国は1~2月に重点的に調達していたもようだ。
〔写真説明〕中国の国旗(EPA時事)
2026年03月20日 19時13分