東京株急落、5万2000円割れ=中東不安で2カ月半ぶり―長期金利2.3%台に上昇



週明け23日の東京株式市場は中東情勢に対する不安を背景に全面安の展開となり、日経平均株価は急落した。終値は前週末比1857円04銭安の5万1515円49銭と、1月上旬以来、約2カ月半ぶりに5万2000円を割り込んだ。原油高による企業収益の悪化も懸念されてリスク回避の売りが広がり、日経平均の下げ幅は一時、2600円を超えた。

東証株価指数(TOPIX)は122.96ポイント安の3486.44。プライム市場の出来高は26億8014万株だった。

原油輸送の要衝ホルムズ海峡を巡る対立激化が意識されたほか、原油先物相場の上昇を受けて業種を問わず幅広い銘柄が売られ、プライム銘柄の9割超が値下がりした。市場関係者は「事態収束への進展が見られず、投資家の不安心理が高まった」(大手証券)と指摘した。2月末に米イスラエルがイラン攻撃を開始して以来、約3週間で日経平均は7300円超下落した。

原油高によるインフレ懸念から、長期金利は上昇(債券価格は下落)した。東京債券市場では国債を売る動きが強まり、指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時2.320%と、約2カ月ぶりの高水準となった。

〔写真説明〕東証の株価を表示する大型ディスプレー=23日、東京都中央区(AFP時事)

2026年03月23日 18時34分


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