【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のグランシャ・チーフエコノミストは14日の記者会見で、米イスラエルの対イラン軍事作戦をきっかけとした原油価格高騰に伴うインフレ高進が懸念される中、中央銀行は「物価安定維持で断固とした行動を取る用意があると明示しなければならない」と訴えた。インフレリスクに利上げで対抗する姿勢を鮮明にするよう求めた。
グランシャ氏はその一方、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)、日銀といった主要中銀で「すぐに利上げが必要だとは考えていない」と言明。消費者や企業のインフレ見通しがしっかり抑制されていれば、中銀は「差し当たり状況を見守ることができる」とも語った。
2026年04月15日 12時37分
economy