
日銀が20日発表した3月の「生活意識に関するアンケート調査」結果によると、1年前と比べた現在の景況感を示す「景況感DI」は3四半期連続で改善した。賃上げのほか、物価の上昇ペースがやや落ち着いたことなどが背景で、暮らし向きを示す指数も2期ぶりに改善した。
調査は満20歳以上の個人を対象に四半期ごとに行われ、今回は2月4日~3月9日に実施。中東情勢悪化の影響は次回以降、本格的に反映されるとみられる。
景況感DIは「良くなった」と回答した人の割合から「悪くなった」の割合を引いたもの。3月はマイナス45.5と、前回調査(昨年12月)のマイナス50.4に比べてマイナス幅が縮小した。暮らし向きDIはマイナス47.6(前回はマイナス52.2)だった。
今回の調査は日銀が昨年12月に政策金利を0.75%に引き上げた後、初めて実施された。金利が「高過ぎる」と回答した人の割合から「低過ぎる」の割合を引いた金利水準DIは、マイナス16.3(前回はマイナス23.0)だった。
〔写真説明〕買い物客らでにぎわう東京・渋谷=7日(AFP時事)
2026年04月20日 18時01分