【北京時事】中国税関総署が20日公表した3月の貿易統計の詳報によると、ロシアからの原油輸入量は前年同月比13.8%増の1007万トンだった。前年同月に輸入がなかったインドネシアからも558万トンを調達。同国はイラン産原油の主な積み替え拠点とみられており、イラン産が増えている可能性もある。
インドネシア産が原油輸入全体に占める割合は1割超と、ロシア産とサウジアラビア産に次いで3位だった。
中国は近年、米制裁の影響を受け、統計上はイラン産原油を輸入していない。ただ、実態は東南アジアなどで積み替えを行い輸入を継続。最近では特にインドネシアが主な中継地とされている。イランは2月末の米国とイスラエルによる攻撃を受けてホルムズ海峡を事実上封鎖したが、自国船舶については通過を容認していた。
一方、イランの報復攻撃で石油関連施設が損傷したとされるサウジ産の輸入は30.6%減。クウェートやイラク、カタールも大幅減だった。
2026年04月20日 22時25分
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