
【ロンドン、カイロ時事】アラブ首長国連邦(UAE)は28日、石油輸出国機構(OPEC)と、ロシアなどの産油国を加えた「OPECプラス」から5月1日付で脱退すると発表した。OPECの盟主サウジアラビアとの対立が背景にあるとみられる。中東情勢の緊迫化に伴い原油の供給が混乱する中、主要産油国の離脱でOPECの求心力低下は避けられない。
OPECは1960年にサウジ、イラン、イラク、クウェート、ベネズエラで結成し、UAEは67年に加盟した。UAEの国営通信(WAM)によると、脱退後に原油生産を段階的に引き上げる。UAEにとって日本は主要な取引相手国で、対日輸出を拡大する可能性もある。
〔写真説明〕石油輸出国機構(OPEC)のロゴ=2022年10月、ウィーン(AFP時事)
2026年04月29日 08時13分