
【ワシントン時事】米上院銀行委員会は29日、トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名したウォーシュ元理事の人事案を賛成13票、反対11票の僅差で支持した。FRB本部改修工事に絡むパウエル現議長に対する刑事捜査が支障となって承認手続きは滞っていたが、司法省の捜査終結発表で前進した。
上院本会議で指名が承認されれば、ウォーシュ氏は議長に就任する。
パウエル氏の議長としての任期は5月15日に満了する。次回6月の連邦公開市場委員会(FOMC)にはウォーシュ氏が議長として臨む見通しだ。
トランプ氏が利下げ圧力を強める中、ウォーシュ氏は先週21日の指名公聴会で、FRBの独立性の重要さを繰り返し強調。トランプ氏との関係を問われる質問も相次いだが、利下げ要求にも応じない考えを明示した。
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長候補のウォーシュ元理事=21日、ワシントン(EPA時事)
2026年04月30日 08時11分