
総務省が1日発表した4月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が111.7と、前年同月比1.5%上昇した。上昇は56カ月連続。食料品価格上昇の勢いが鈍化したほか、東京都の第1子保育料無償化の効果で、全体の伸び率は前月(1.7%上昇)から縮小した。縮小は5カ月連続となる。
生鮮食品を除く食料は4.6%上昇(3月は4.9%上昇)。このうち米類の伸び率は3.6%(同8.3%)と価格高騰に一服感が出た。また、昨年9月に始まった保育料無償化の効果が統計上、今年度から本格的に反映され、保育所保育料は100%下落した。
エネルギー価格は4.6%下落(同7.5%下落)。内訳は電気代が3.0%、都市ガス代が6.0%それぞれ下落した。政府による電気・ガス代の補助額が縮小し、いずれも下落幅が縮んだ。ガソリン代は9.9%下落(同1.0%下落)。中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰を受けて3月に導入されたガソリン補助金が価格を押し下げた。
〔写真説明〕スーパーの野菜売り場で買い物する人たち=4月24日、東京都内(AFP時事)
2026年05月01日 12時33分