上場地銀、純利益37%増=金利上昇追い風、9割増益―26年3月期



上場地方銀行・グループ73社の2026年3月期決算が15日、出そろった。連結純利益(一部は単体ベース)の合計は前期比36.7%増の1兆7118億円。約9割に当たる66社が増益を確保し、2社が黒字転換した。金利上昇を追い風に、貸出金利息の拡大が収益を押し上げた。

常陽銀行(水戸市)や足利銀行(宇都宮市)を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループ(FG)は2期連続で過去最高益を更新。秋野哲也社長は好業績の要因を「金利上昇が大きい」と分析し、「設備投資や運転資金の需要もかなり旺盛だ」と語った。

一方、金利が上昇すれば、保有する国債の価格下落で含み損が膨らみ、経営を圧迫しかねない。群馬県を地盤とする東和銀行は国債や地方債の含み損を一括処理し、唯一の赤字決算となった。ただ、江原洋頭取は「将来にわたり収益力を大幅に改善する見通しが立った」と強調した。

2026年05月15日 20時44分

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