5月企業倒産、780件=中東影響は2件―商工リサーチ



東京商工リサーチが8日発表した5月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は、前年同月比8.9%減の780件と、6カ月ぶりに前年を下回った。中東情勢悪化に関連した倒産は2件発生し、今後の影響拡大が懸念されている。

中東関連の倒産は製造業と卸売業で発生した。石油価格高騰や景気の不透明感を受け、受注が減少したり、経営継続の意欲が低下したりしたのが原因だった。

商工リサーチは、石油精製品の品薄と価格上昇の深刻さは増しているとし、「企業倒産は夏場に向けて増勢をたどる可能性が高まっている」と指摘。今年上半期(1~6月)の倒産件数は、12年ぶりに5000件を超えるとみている。

産業別の倒産件数は、10分野のうち小売業、情報通信業、運輸業の3分野が前年同月を上回った。負債総額は34.0%増の1211億9900万円と、3カ月連続で増加した。

〔写真説明〕東京都心の街並み(資料写真、AFP時事)

2026年06月08日 15時20分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース