
米連邦準備制度理事会(FRB)議長在任中に世界中の金融市場で尊敬を集めたグリーンスパン氏だが、もともとは音楽が趣味で、高校卒業後にニューヨークの名門音楽学校ジュリアード音楽院で学んだ変わり種。離婚を経て、NBCテレビの花形記者のアンドレア・ミッチェルさんと再婚するなど、私生活でも話題に事欠かなかった。
グリーンスパン氏は2004年5月の講演で「(人生で)最初に魅せられたのは音楽だった。毎日クラリネットとサクソフォンを3~5時間練習していた」と明かした。バンドで全米ツアーも経験した。しかし、「腕前はプロとしては平均点。限界を感じた」と身を転じ、ニューヨーク大学で金融、経済などを学んだ。
ミッチェルさんとの出会いも音楽だった。ミッチェルさんによると、グリーンスパン氏から結婚前に2度プロポーズされたが、特有のあいまいな表現だったため、理解できなかったという。
06年1月の退任後も精力的に活動した。16年3月に訪米した安倍晋三首相(当時)と懇談し、経済政策などについて助言。第1次トランプ米政権の財政政策に関しても17年4月、米メディアに対して財政赤字の拡大に懸念を示していた。(ワシントン時事)。
〔写真説明〕議会証言する米連邦準備制度理事会(FRB)議長(当時)のアラン・グリーンスパン氏=2004年、ワシントン(EPA時事)
〔写真説明〕米ホワイトハウス記者会主催の夕食会に出席したグリーンスパン氏(右)と妻のアンドレアさん=2009年5月、ワシントン(AFP時事)
2026年06月23日 08時16分