利上げペース「数カ月に一度」=2%に向け継続姿勢―田村日銀審議委員



日銀の田村直樹審議委員は25日、神戸市で記者会見し、景気を刺激も抑制もしない「中立金利」について、2%程度を想定していると明らかにした。「数カ月に一度のペースで0.25%ずつ、2%に向けて利上げを進めることを念頭に置いている」とも語り、金融緩和の調整を着実に進める姿勢を強調した。

物価の上振れリスクが高まった場合は「利上げの頻度を上げたり、幅の拡大を検討したりすることも必要になる可能性はある」とも指摘。一方で「現時点で必要とは考えていない」との認識を示した。実際の利上げは、経済・物価や金融情勢への影響を見極めながら判断していくと説明した。

日銀は6月の金融政策決定会合で、来年4月以降に国債買い入れの減額を停止することを決め、田村氏は反対票を投じた。田村氏は「可能な限り速いペースで(金融政策を)正常化するべきだ」とした上で、同会合では国債市場の安定を重視する意見が多かったと言及した。

〔写真説明〕記者会見する日銀の田村直樹審議委員=25日午後、神戸市

2026年06月25日 17時56分


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