
ニチレイは17日、サイバー攻撃に伴うシステム障害で停止していた出荷などの業務について、来週中をめどとした全面再開に向けて準備を進めていると発表した。取引先からの受発注を制限した上で、同日から冷蔵倉庫と食品工場の業務を部分的に再開した。
ニチレイは13日、不正アクセスでシステム障害が発生したと公表。個人情報保護のためシステムを遮断した結果、グループ企業が手掛ける冷蔵倉庫の入出庫や冷凍食品の出荷業務に影響が生じ、学校給食でもメニュー変更などの対応を迫られた。ニチレイは影響が及んだ範囲を調査している。
秋田市教育委員会によると、市内の小中学校40校では16、17両日、給食で提供する予定だったハンバーグを蒸し鶏に変更する対応を取った。秋田県の教育庁は、県全体でどのような影響が出ているか調査する方針だ。
また、市内のスーパーでは冷凍食品売り場の空きスペースも目立ち、「取引先のシステム障害の影響で一部商品に欠品が発生している」とのお知らせが張り出されていた。
仙台市教委によると、小中学校4校で15~17日、給食のプリンをアイスに変更したり、春巻きを別のメーカーの製品で代替したりした。学校給食課の担当者は「18日から夏休みに入る。時期によってはもっと対応が必要だったかもしれない」と語った。
〔写真説明〕ニチレイ本社=東京都中央区
2026年07月17日 16時20分