ソニーG、純利益1.2兆円に=円安で上方修正、過去最高に―27年3月期



ソニーグループ(G)は31日、2027年3月期連結業績予想(国際会計基準)について、売上高を12兆5000億円(従来予想は12兆3000億円)、本業のもうけを示す営業利益を1兆7200億円(同1兆6000億円)、純利益を1兆2100億円(同1兆1600億円)に上方修正した。主力のゲーム事業が円安や米国関税の還付の影響で好調に推移する見込みで、いずれも過去最高となる。

決算説明会で陶琳最高財務責任者(CFO)は「約800億円の支払い済み関税の還付を見込んでいる」と述べた。家庭用ゲーム機「プレイステーション5」の半導体メモリーの不足が懸念されているが、今年度分の必要量は確保済みという。

同社は28日に起きた熊本地震で画像センサー工場が被害を受けた。業績への影響は「合理的に見積もることは困難」として通期予想に織り込まなかったが、この工場は8月4日から段階的に操業を再開する予定で、陶氏は「半導体の年間業績を大きく変動させる影響はない」と語った。

26年4~6月期連結決算は売上高が前年同期比8.2%増の2兆8377億円、営業利益が40.2%増の4764億円、純利益が32.1%増の3421億円。ゲーム、半導体が好調で、いずれも過去最高だった。

〔写真説明〕ソニーグループ本社=東京都港区

2026年07月31日 19時27分


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