
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は30日、米電気自動車(EV)大手テスラが中国事業について、売却を含めた切り離しの可能性を検討していると報じた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がテスラ幹部に準備を指示したという。同じくマスク氏が率いる宇宙・人工知能(AI)企業スペースXとの将来的な統合を見据え、米中間の対立が深まった場合に備える。時期などは不透明で、計画が変更される可能性もある。
同紙によると、テスラは中国事業の売却や分社化などを検討している。マスク氏は、テスラがバッテリー調達を中国に依存していることや、中国が台湾に侵攻した場合に半導体調達が困難になる可能性を警戒。米中対立が生じた場合に米国事業が存続できるようにする狙いという。
〔写真説明〕中国国内のテスラ工場=4月14日、上海(EPA時事)
2026年07月31日 14時21分