スタートアップ融資9倍超=28年度に、「トップランナー狙う」―りそな銀社長



りそな銀行の千田一弘社長は8日までにインタビューに応じ、スタートアップ(新興企業)向け融資について、2028年度に約450億円実行する方針を明らかにした。25年度の9倍超の水準で、「(スタートアップ支援の)トップランナーを狙いたい」と語り、新興企業の支援に力を注ぐ考えだ。

りそな銀行は、スタートアップ向け融資を23年10月に本格的に開始し、28年度末までに累計実行額を1000億円に積み増す目標を掲げる。千田氏は、スタートアップの成長に向けて大企業などと結び付ける必要性を指摘し、「つなぎ役として存在感を出したい」と強調。スタートアップ向け融資事業を展開するFivot(フィボット、東京)と、融資向けの第2号ファンドを設立する意向を示した。

また、りそなグループ内の新規事業立ち上げに向け、10月に社内ベンチャー制度を導入することも明らかにした。28年4月の事業化を目指し、「基本的には提案者に社長になってもらう。企業カルチャーを変えるのが大きな目標だ」と述べた。投資一任型の運用商品「ファンドラップ」に関しては、運用残高を提携先も含め現在の9000億円から28年度末に2兆円まで引き上げる計画を示した。

〔写真説明〕インタビューに応じる、りそな銀行の千田一弘社長=3日、東京都江東区

2026年09月09日 07時11分


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