
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は10日、ユーロ圏の金融政策を協議する定例理事会を開き、今年6月以来2会合ぶりとなる利上げを決めた。主要政策金利の一つで民間銀行がECBに資金を預ける際に適用する中銀預入金利を0.25%引き上げ、2.50%とする。中東情勢が再び緊迫化し、原油高とインフレ再燃への警戒感が強まっている。
ECBは声明で、中東地域の戦闘継続によって引き続き物価が押し上げられていると指摘した上で、「インフレ目標を上回る状態が長期間にわたって続く」との見通しを示した。利上げにより、2%のインフレ率目標に向けて安定させることを目指す。
〔写真説明〕欧州中央銀行(ECB)本部内に設置されたユーロ記号のオブジェ=ドイツ・フランクフルト(AFP時事)
2026年09月10日 22時22分