
牛や豚などに水疱(すいほう)や発熱の症状が出る「口蹄(こうてい)疫」のウイルスが、1月に北海道の新千歳空港の検疫で検出されていたことが10日、分かった。中国・北京を出発し、同空港に到着した旅客が持ち込もうとしたヤギの肉から見つかった。感染性のあるウイルスが検疫で確認されたのは初めて。
農林水産省動物検疫所が4月に、今回のウイルスの確認についてホームページで公表していた。国内には侵入していない。口蹄疫は家畜への感染力が強く、子牛や子豚の致死率が高い。日本では2010年に宮崎県で発生したが、その後は感染が確認されていない。近隣の中国や韓国、モンゴルなどでは26年にも発生しており、水際対策を強化している。
〔写真説明〕北海道の新千歳空港=資料
2026年09月10日 20時40分