米、火力発電の排出規制撤廃=バイデン前政権から転換



【ワシントン時事】米環境保護局(EPA)は14日、火力発電の温室効果ガス排出規制を撤廃すると発表した。排出量削減に向けてバイデン前政権が導入した規則の大半をなくし、火力発電の拡大へ方針を転換する。トランプ政権下で、気候変動対策は一段と後退する。

火力発電所から排出される温室効果ガスを重大な大気汚染源だとする過去の政府判断を撤回する案も示し、関連規制はEPAの権限を越えると明記した。同日から南部テキサス州ヒューストンで開かれている20カ国・地域(G20)エネルギー相会合に合わせて発表した。

国内で増加する電力需要を賄うため、火力発電所などのインフラ新設を促す。今回の措置により、企業による規制コストを含め、3100億ドル(約48兆円)を削減できるとしている。

〔写真説明〕14日、米インディアナ州にある火力発電所の冷却塔(AFP時事)

2026年09月15日 11時38分


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