複数の経営不備、銀行破綻招く=監督体制も引き金―FRB副議長



【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長(金融規制担当)は18日、ロンドンで講演し、2023年3月に経営破綻した米中堅行シリコンバレー銀行に関する暫定的な検証結果を説明した。複数の経営上の不備が重なったことが要因だと指摘。FRBの監督担当者がリスクを把握しながらも、必要な措置を促さなかったことも引き金になったとしている。

検証は外部機関が実施。ボウマン氏は同行破綻が他行にも波及したとし、「将来繰り返すことを回避するための教訓だ」と意義を強調した。

検証結果によると、金利上昇に伴う保有債券の含み損拡大が資本規模を超過したことなどが追い打ちをかけた。FRBの監督担当者が22年3月時点で、「脆弱(ぜいじゃく)性を認識していた、あるいは知るべきだった」にもかかわらず、対策を取らなかったと分析した。担当者が確信を持てないうちは行動しない「長年の文化」なども問題視した。

SNS投稿が破綻を招いたとの指摘もあるが、「預金の取り付け騒ぎを加速させた証拠はない」と明言した。

2026年09月19日 08時50分

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