異業種、「ゲーム」に商機=サンリオなど初参加―東京ゲームショウ



17日開幕した「東京ゲームショウ2026」は、4月にゲーム事業への本格参入を表明したサンリオや、半導体大手のキオクシアなど異業種が初出展し注目を集めている。世界中に広がるゲームファンに、企業イメージの訴求を狙う。コンマ数秒の極限状態で腕を競う「eスポーツ」向けに自社製品をアピールする企業も見られた。

サンリオは人気キャラクターの世界観を生かしたゲームの開発を進めており、第1弾として10月に発売予定の「サンリオ

パーティランド」などを披露。ステージに「ハローキティ」が登場して来場者を楽しませていた。浜崎皓介常務執行役員は「ゲームをあまりしない人にもプレーしてもらいたい」と話した。

業務用厨房(ちゅうぼう)機器メーカーの中西製作所が初出展したゲームは、異世界の給食センターが舞台。「給食センターの裏側の魅力を知ってもらいたい」(広報)と意気込む。

低予算で開発できる「インディーゲーム」には、多くの企業が挑戦。多様なカルチャーを発信してきたPARCO(パルコ、東京)は、3作品を展示した。20代男性はゲーム中のイラストを作者がボールペンで描いた作品に「こだわりが伝わる」と笑顔を見せた。東映も発売前の3作品の試遊ブースを設けた。

キオクシアはeスポーツの国際大会にも使われる、高速でデータの読み書きができるゲーム機向け記憶装置を展示。担当者は「世界に認知してもらうため」と出展理由を説明した。スポーツ用品のミズノは、最新ゲームコントローラーやゲーム用の高機能チェアを紹介した。

エンタメ業界に詳しい中山淳雄日大特任教授は「ゲームはユーザーを長く引き付けられるため、各業界が常に進出を狙っている。市場は拡大しており、まだ参入余地がある」と話している。

【時事通信社】 〔写真説明〕ゲーム見本市「東京ゲームショウ2026」に出展したサンリオのブース=17日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「東京ゲームショウ2026」の中西製作所の展示ブースでゲームを体験する人=17日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕ゲーム見本市「東京ゲームショウ2026」に「インディーゲーム」を出展したパルコのブース=17日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「東京ゲームショウ2026」に出展した東映のブース=17日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「東京ゲームショウ2026」で展示されたミズノのゲーミングチェア=17日午後、千葉市の幕張メッセ

2026年09月18日 07時03分


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