
【ベルリン時事】ドイツ自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)グループは9月30日、労働時間や有給休暇、手当など広範囲にわたる現在の雇用条件を年内で打ち切り、新たな条件を巡る労使交渉に入ると発表した。中国勢との競争激化などを理由に挙げた。労組は「従業員に対する宣戦布告だ」と猛反発し、年明けからストライキを実施する用意があると警告した。
労組によると、収入に直接影響が出る内容を含む10項目の合意事項が破棄される。VW幹部は「極めて厳しい経済情勢だ。特に中国メーカーが低価格で欧州への輸出攻勢に出ており、競争力を高める必要がある」と理解を求めた。
〔写真説明〕ドイツ・ハノーファーのフォルクスワーゲン(VW)工場前で、雇用削減に抗議し、労組の旗を振りながらデモをする参加者=9月21日(AFP時事)
2026年10月01日 09時43分