【パリ、ブリュッセル時事】フランスのマクロン大統領は2日、先進7カ国(G7)が国際エネルギー機関(IEA)と連携し、今後4カ月間で軽油と原油を合わせて最大1億バレルの備蓄を放出すると表明した。中東情勢の緊迫化で燃料価格の高騰が続く中、G7として協調して市場への供給を増やす。
今年のG7議長国フランスが主導し、欧州諸国が軽油5000万バレル、IEA加盟国が原油5000万バレルを放出する案を提示していた。
トランプ米政権は、国内への供給を優先するため軽油輸出を禁止する可能性を示唆し、欧州側に備蓄放出を要求。欧州連合(EU)は「いかなる軽油禁輸も拒否する」(欧州委員会報道官)と反発する一方、石油備蓄の放出を巡るIEAの枠組みでの共同対応には前向きな姿勢を示していた。
2026年10月03日 00時17分
economy