
【バンコク時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は16日、物価安定の重要性を改めて訴えた。インフレ高進懸念を背景に、FRBが今月下旬の金融政策会合で追加利上げに踏み切るとの観測が市場の一部でくすぶる中、「会合の結果は予断しない」と強調。金融政策見通しへの言及を避けた。タイ・バンコクで国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事と対談した。
ウォーシュ氏は、FRBが9月会合で約3年ぶりの利上げにかじを切ったことを踏まえ、「物価安定を実現することを明確にした」と表明。ほぼ全てのFRB高官がインフレ退治に向けて追加利上げを想定しているが、年内の会合で「何をするか言わない方がいい」とけむに巻いた。
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長=9月16日、ワシントン(EPA時事)
2026年10月16日 17時32分