
【ニューデリー時事】日本商工会議所の小林健会頭率いる「経済ミッション」がインド視察を開始した。日商会頭をトップとする派遣は8年ぶり。27日に首都ニューデリーで記者会見した小林氏は、訪問を通じ日本から進出する中小企業数の増加やインド人材の獲得につなげたい考えを示した。
32人の訪問団は25~31日の日程でニューデリーと西部ムンバイを視察。現地経済団体や名門工科大関係者との対話などを予定し、政府要人との面会も調整している。
小林氏は会見で、近年のインド進出日系企業数の横ばい傾向を「ブレークスルー(打破)」するため来たと説明。政府系シンクタンク幹部と面会した際は、特に中小企業が進出する上で障壁となっている行政手続きの煩雑さや土地収用の課題を伝えたと述べた。
「日本の人材不足をどう補うかも喫緊の課題」と話し、働き手となり得るインド人材に期待を寄せた。
〔写真説明〕27日、ニューデリーで記者会見する日本商工会議所の小林健会頭
2026年10月28日 08時44分