シヤチハタ、化粧品事業に来春参入=「脱はんこ」加速



シヤチハタ(名古屋市)は5日、化粧品事業に参入すると発表した。来春に新ブランドを立ち上げ、第1弾として化粧水や洗顔料などスキンケア製品を発売する。デジタル化に伴い看板商品であるはんこやスタンプ台の需要に陰りが見える中、化粧品への参入を「会社を社会の役に立てるチャレンジの一つ」(舟橋正剛社長)と位置付ける。

同社はこれまで、はんこなどに用いるインキの開発を通じて液体の粘度や乾きやすさに関する研究を重ねてきた。社内で「脱はんこ」に向けた新事業案を議論した結果、肌の潤いを保つ化粧水などでも、研究の知見や成果を活用できると判断した。当初は8000円から1万2000円と比較的高価格帯の商品を中心に展開する予定という。

〔写真説明〕化粧品事業参入に関する記者会見に臨んだシヤチハタの舟橋正剛社長(中央)=5日午後、東京都港区

2026年11月05日 17時01分


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