
政府は6日、日本成長戦略会議(議長・高市早苗首相)を開き、成長戦略の柱となる370兆円超の官民投資について議論した。戦略17分野の62製品・技術のうち、半導体や人工知能(AI)など経済波及効果が大きい16項目の28製品・技術を「重点項目」に位置付け、優先的に政策を実行する方針を示した。今後5年間を集中投資期間とする実行計画を年末までに策定する。
高市首相は会議であいさつし、「半導体サプライチェーン(供給網)を国内に確立するため、大規模かつ計画的な投資支援策が不可欠だ」と強調した。
投資分野を波及効果や技術の進展度などで「足元の収益源」「今後の稼ぎ頭」「経済安全保障の強化」に大別し、重点投資する16項目を示した。
重点項目のうち、次世代半導体や専門領域に特化した「バーティカルAI」、データセンター、バイオ医薬品などを「足元の収益源」として選定した。ロボットや機械などを自律的に動かす「フィジカルAI」、量子コンピューターなどは「今後の稼ぎ頭」として取り組む。
〔写真説明〕日本成長戦略会議で発言する高市早苗首相(中央)=6日午後、首相官邸
2026年11月06日 19時50分