防衛省は21日、北朝鮮が13日に発射した弾道ミサイルについて、固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)との分析を発表した。日本領域への落下を一時予測した原因として、ミサイルから分離したブースターなどを捉えた可能性を指摘した。
ブースターは、ミサイルに推進力を与える装置。13日の発射について、政府は北海道周辺に落下する恐れがあると当初発表し、全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼び掛けた。その後、発表を訂正して「レーダーから消失した」と説明した。
〔写真説明〕13日に行われた北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」型の試射(朝鮮通信・時事)
2023年04月21日 21時24分