コロナ助成金詐欺で追起訴=タリウム殺害事件の男―大阪地検



京都市の女子大学生らがタリウムを摂取させられた事件で、殺人罪などで起訴された無職宮本一希容疑者(38)について、大阪地検は1日、新型コロナウイルス対策の助成金をだまし取ったとして、詐欺罪などで追起訴した。

起訴状などによると、宮本容疑者は2020年7月~22年2月、親族が代表取締役を務める会社で従業員54人に休業手当を支払ったとする虚偽の書類を提出し、コロナ対策の緊急雇用安定助成金計約1億1000万円を詐取。20年10月には、叔母が経営する会社の代表取締役に自らが就任したとする虚偽の変更登記を申請したとされる。

〔写真説明〕大阪地検=大阪市福島区

2023年12月01日 21時52分


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