東北北部で大雨、災害警戒=線状降水帯の恐れ―気象庁



東北地方北部は20日、前線が停滞して大雨になる所があった。前線はゆっくり南下する見込み。気象庁は青森、秋田、岩手各県では21日未明にかけて線状降水帯が発生する恐れがあるとして、土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水に厳重に警戒するよう呼び掛けた。

秋田県仙北市では20日朝、桧木内川が氾濫し、一部地域に5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が発令された。

仙北市・桧木内では20日午後6時までの24時間雨量が258ミリに上り、この地点の8月の観測史上最多記録を更新。青森県十和田市・休屋では同雨量が246ミリとなり、通年の観測史上最多を更新した。

21日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北の北部180ミリ、南部100ミリ。

〔写真説明〕気象庁=東京都港区

2025年08月20日 18時58分


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