
2024年の兵庫県知事選の演説の中で名誉を傷つけたとして、奥谷謙一県議は7日、政治団体「NHKから国民を守る党」と、党首の立花孝志被告(58)=元県議への名誉毀損(きそん)罪で起訴=を相手取り、1100万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。
奥谷氏は斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員長を務めた。訴状によると、立花被告は24年11月の知事選の演説中、「(奥谷氏は)うそによって県民をだました」「犯罪行為を隠蔽(いんぺい)した」などと発言し、奥谷氏の名誉を傷つけたという。ユーチューブで発言を配信したとして、N党も訴訟対象に含めた。
発言を巡り、奥谷氏は同被告を刑事告訴したが、神戸地検は先月、不起訴(嫌疑不十分)としていた。提訴後に記者会見した同氏は「信頼が著しく損なわれた。言論の自由は民主主義の土台だが、責任を伴わなければならない」と述べた。
〔写真説明〕兵庫県の奥谷謙一県議
2026年01月07日 18時26分