「安全規制に対する暴挙」=中部電データ不正を非難―規制委員長



原子力規制委員会の山中伸介委員長は7日、中部電力による浜岡原発(静岡県)のデータ不正問題で、「安全規制に対する暴挙だ」と厳しく非難した。今後について「前代未聞の事案なので、相当厳しいものになる」と強い口調で述べ、長期の対応が必要との認識を示した。

山中氏は同日の定例記者会見で、立ち入り検査などを通じ、「(中部電の)安全文化などに関わる部分を検査したい。数カ月で終わるものではない」と強調。同原発の再稼働に向けた審査の再開時期や条件については「議論できる段階にはない」と断言した。

一方で山中氏は、ほかの電力会社の原発に関しては、同様の問題がないか調査する予定はないとの考えを示した。「データそのものの不正を科学的にチェックすることは極めて困難だ」とした上で、「これまでの審査や検査の中で、(他電力で)特に問題のある課題は見つかっていない」と述べた。

〔写真説明〕原子力規制委員会の山中伸介委員長=2025年4月、東京都港区

2026年01月07日 20時21分


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