還流分「秘書に管理一任」=大野元参院議員の被告人質問―派閥裏金事件・東京地裁



自民党派閥裏金事件で、約5100万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた元参院議員大野泰正被告(66)らの公判が23日、東京地裁(福家康史裁判長)であった。大野被告は被告人質問で、派閥から還流された政治資金パーティー収入のノルマ超過分について、「預かり金と認識していた。秘書に管理を一任していた」と述べ、虚偽記載への関与を改めて否定した。

2014年に「清和政策研究会」(旧安倍派)から元政策秘書の岩田佳子被告(62)が初めて還流分の現金を受け取った際、事務所の顧問から「派閥からの金は預かり金にしておく」と言われたと説明。派閥からは何の金なのか説明はなかったといい、「いつでも返せるよう全ての口座で残高を確認した上で、支出用の口座などに入金するよう秘書に指示した」と話した。

「より良い国にするため政治活動にまい進していた」とした上で、岩田被告ら秘書について「自分の思いを理解し、専心できるよう支えてくれた。資金管理も含め事務的なことは全て任せていた」と述べた。

〔写真説明〕東京地裁=東京都千代田区(AFP時事)

2026年01月23日 18時16分


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