
家宅捜索先での大阪府警警察官による暴行事件では、大阪地検に「ない」と虚偽報告された映像以外にも、暴行の様子が映った映像があったが、一時消去されていたことが判明している。消去した人物や経緯は分かっておらず、府警は証拠隠滅容疑で捜査を進めている。
府警によると、捜索が行われた大阪市内のビル一室には、捜査用カメラ2台が設置され、映像データは府警のハードディスクに保存された。阪口裕介被告(33)=特別公務員暴行陵虐罪などで公判中=らによる暴行の様子が映ったデータも保存されたが、後の解析で消去されていたことが分かったという。
復元されたデータは、阪口被告の公判で証拠として提出された。同被告は公判で消去した人物を問われ、自身や共に起訴された時長力被告(51)=公判中=の関与を否定した上で、「捜査本部に従事した人」と説明していた。
〔写真説明〕大阪府警本部=大阪市中央区
2026年01月23日 20時45分