
沖縄県名護市の辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行に訪れた同志社国際高の生徒ら2人が死亡した事故を受けて、文部科学省は7日、全国の教育委員会などに対し、校外活動の安全確保の徹底や、特定の考え方に偏った教育活動になっていないかの確認を求める通知を出した。
松本洋平文科相は同日の閣議後記者会見で、事故を巡り「安全確保の不備や下見の欠如、保護者への説明不足、引率態勢の不備などを把握している」と説明。「痛ましい事故が二度と発生しないよう、新学期を迎えるタイミングで通知することにした」と述べた。
文科省は通知文で、まず各校の危機管理マニュアルを点検し、校外活動の安全確保を徹底するよう要請。修学旅行などの計画時は、引率する教職員の人数を十分確保し、児童生徒や保護者に不利益が生じないよう、行事の詳細や狙いを十分に説明することなどを求めた。
〔写真説明〕辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故で、岸壁近くまでえい航された2隻の船=3月16日、沖縄県名護市
2026年04月07日 11時37分