
「ブレーカーを今すぐ交換しないと火事になる」とうそを言い、工事代名目で現金を詐取しようとしたなどとして、警視庁暴力団対策課は9日までに、詐欺未遂容疑で、職業不詳松本健人容疑者(31)=川崎市宮前区=ら3人を、詐欺容疑で職業不詳野田柊介容疑者(21)=住所不詳=を逮捕した。いずれの認否も明らかにしていない。
同課によると、松本容疑者が指示役で、2025年3~6月ごろ、246件の工事で約4700万円以上を請求。同課は大半が不必要な工事だったとみて詳しく調べている。
松本容疑者らはインターネット上に「マッハ電気修理」と広告を掲載。「ブレーカー」や「漏電」などと検索すると、上位に表示されるようにした上で、相談を受けた住宅を訪問して本来必要のないブレーカーなどの交換を迫り、高額な請求をしていたという。
松本容疑者の逮捕容疑は、共謀し、同年4月5日、室内照明のトラブルで相談を受け訪れた東京都大田区の20代男性宅で、「ブレーカーが原因。今すぐ交換しないと火事になる」などとうそを言い、工事代金として現金約22万円を詐取しようとした疑い。
ネット広告には「電気工事士が多数在籍」「プロが即日修理」などと記載されていたが、4人は電気工事に必要な資格を持っていなかったという。
〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
2026年04月09日 13時04分