茨城・神栖市長の当選無効=得票同数で数え直し―県選管



候補者2人の得票が同数となり、くじ引きで決着した昨年の茨城県神栖市長選を巡り、県選挙管理委員会は28日、現職の木内敏之氏の当選を無効とする判断を示した。有効とされた票の数え直しの結果、木内氏の2票と前職・石田進氏の1票を無効とし、石田氏が1万6723票、木内氏が1万6722票となった。

市長選では、当時新人だった木内氏と現職だった石田氏の得票が並び、くじ引きで木内氏の当選が決まった。石田氏側は市選管に異議を申し出たが、再点検の結果も変わらなかったため、県選管に審査を申し立てていた。

県選管は「再々点検」で、実家が和菓子店の木内氏の有効票とされた「だんごさん」「まんじゅうや」の各1票について、「通称として使用されていると認めるに足りる証拠はない」として無効とした。関係のない記載があった石田氏の1票も無効に変更した。

木内氏は取材に、県選管の判断について「ショックでおかしい」と話し、東京高裁に提訴する意向を明らかにした。

〔写真説明〕得票同数でくじ引きにより当選者を決めた茨城県神栖市長選で、異議申し出により再点検された両候補の票=2025年11月、同市

2026年04月28日 18時35分


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