
厚生労働省の専門部会は30日、RSウイルス感染症の予防効果がある抗体製剤について、ワクチンと同様、予防接種に使用可能とするよう提言を取りまとめた。
厚労省は改正予防接種法案を今国会にも提出し、新生児を対象に同剤の速やかな定期接種化を目指す。予防接種に使用できる医薬品の範囲が拡大されるのは初となる。
RSウイルスは乳幼児の大半が感染し、風邪のような症状で、肺炎など重症化することがある。厚労省は4月から、妊婦への接種で子に予防効果が表れる「母子免疫ワクチン」を用いた定期接種を開始している。
新生児に用いる抗体製剤も効果が認められているが、現行法では予防接種に用いることができない。このため、専門部会が検討を急いでいた。
〔写真説明〕抗体製剤について提言をまとめた厚生労働省の専門部会=30日午前、東京都千代田区
〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区
2026年04月30日 16時00分