
第2次世界大戦で海外などで亡くなり、身元が分からない戦没者を慰霊する厚生労働省主催の拝礼式が25日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で営まれた。遺族ら約430人が出席した。
今年はロシアや硫黄島(東京都小笠原村)などで収集された遺骨193柱が収容された。納められた遺骨は戦後のシベリア抑留者も含め、計37万1167柱になった。
式典には高市早苗首相らが参列。秋篠宮家の次女佳子さまも出席し、拝礼された。上野賢一郎厚労相が「戦争の惨禍を二度と繰り返さぬよう、世代を超えて記憶を語り継ぎ、世界の恒久平和と繁栄に、あたう限り貢献していく」と式辞を述べた。
海外戦没者は約240万人いるが、この内約112万人の遺骨は現在も未回収となっている。
〔写真説明〕千鳥ケ淵戦没者墓苑で営まれた拝礼式で、献花に向かう高市早苗首相(手前)=25日午後、東京都千代田区
〔写真説明〕千鳥ケ淵戦没者墓苑で営まれた拝礼式で、献花する遺族代表ら=25日午後、東京都千代田区
〔写真説明〕千鳥ケ淵戦没者墓苑で営まれた拝礼式に参列された秋篠宮家の次女佳子さま=25日午後、東京都千代田区
2026年05月25日 16時23分