強殺容疑で40代男に逮捕状=夫婦に指示か、中国へ出国―栃木女性殺害・県警



栃木県上三川町の民家で女性が殺害された事件で、現場指示役とみられる竹前海斗容疑者(28)夫婦に指示するなど事件に関与した疑いが強まったとして、県警が強盗殺人容疑で、事件後に中国へ出国した40代男の逮捕状を取得したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

県警は、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による事件とみて捜査。男が上位の指示役だったとみて調べている。

竹前容疑者は14日午前、妻美結容疑者(25)、実行役とされる16歳の少年4人と共謀し、強盗目的で民家に押し入り、富山英子さん(69)を殺害した疑いが持たれている。富山さんの遺体には20カ所以上の刺し傷などがあった。駆け付けた長男と次男も大けがをしたほか、飼い犬も殺された。

捜査関係者によると、押収した竹前容疑者のスマートフォンなどを解析したところ、事件前から匿名性の高い通信アプリを通じて連絡を取り合っていた男が浮上。男は竹前容疑者に強盗を指示しており、事件の数日後、中国に向けて出国していた。

竹前容疑者は17日に羽田空港から韓国・ソウル行きの便に搭乗する直前に身柄を確保され逮捕された。ソウル経由でフィリピン・マニラに渡航しようとしていたという。

また、県警は27日、富山さん宅周辺で事件の8日前に盗品のナンバープレートを付けた車の中に侵入用工具のマイナスドライバーを隠し持っていたとして、ピッキング防止法違反容疑で清掃作業員、渡辺昌英容疑者(41)=茨城県八千代町=を再逮捕。捜査関係者によると「闇バイトに応募した」などと供述している。

〔写真説明〕栃木県警本部=宇都宮市

2026年05月27日 14時33分


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