東京都江戸川区の民家で2023年、住人の男性=当時(63)=を殺害したとして、殺人罪などに問われた区立中学教諭尾本幸祐被告(39)の上告について、最高裁第1小法廷(宮川美津子裁判長)は棄却する決定をした。29日付。懲役19年とした一、二審判決が確定する。
尾本被告は一貫して無罪を主張していた。一審東京地裁の裁判員裁判は25年2月、現場に残されたマスクから被告と同じDNA型が検出されたことなどから、「被告が犯人と強く推認できる」と判断。二審東京高裁も今年1月、一審の判断は合理的だとして弁護側控訴を棄却した。
一、二審判決によると、尾本被告は23年2月24日、当時勤務していた区立中近くの山岸正文さん宅に侵入し、帰宅した山岸さんを刃物のようなもので複数回切り付けるなどして殺害した。
2026年06月30日 17時31分
society