
【ブリュッセル時事】ベルギーを国賓として訪問中の天皇、皇后両陛下は23日夜(日本時間24日未明)、首都ブリュッセルのラーケン宮で、フィリップ国王夫妻主催の晩さん会に出席された。天皇陛下はあいさつで、昭和天皇、上皇さまに続く天皇3代にわたる同国王室との交流に触れ、「両国が古くからのかけがえのない友邦として、今後とも永続的な友好親善と協力関係を築いていくことを心から願う」と述べた。
晩さん会には国王夫妻のほか、長女で王位継承順位1位のエリザベート王女(24)、長男ガブリエル王子(22)、次男エマニュエル王子(20)、次女エレオノール王女(18)と一家そろって出席。宮内庁によると、夫妻の子ども4人とも国賓接遇の晩さん会への出席は初めて。
陛下は日本語でのあいさつで、両国の外交関係樹立160周年にベルギーを訪問したことを「うれしく思います」と述べ、皇室とベルギー王室の交流は昭和天皇の皇太子時代の同国訪問にさかのぼると言及。上皇ご夫妻が国王だったアルベール2世やボードワン1世と交流を重ね、「深い交友関係を築かれたことは、今日の両国の皇室と王室との親交の土台となりました」と振り返った。
昭和天皇とフィリップ国王の祖父レオポルド3世、陛下と国王、両陛下の長女愛子さまとエリザベート王女の3組はいずれも同じ年の生まれで、上皇さまとアルベール2世も1年違いであることに、「4世代にわたるご縁に近しさを感じています」と述べた。
そして、今回の訪問で「長きにわたって続く交流の歴史に、新しい1ページを加えることができることをうれしく思います」と語り、公用語のオランダ語とフランス語で乾杯した。
【時事通信社】
〔写真説明〕晩さん会でフィリップ国王と乾杯される天皇陛下=23日、ブリュッセル(代表撮影・時事)
〔写真説明〕ベルギー王室が公開した、記念撮影される天皇、皇后両陛下と国王一家=(C)Belgian
Royal
Palace・時事
〔写真説明〕ブリュッセルの王宮を訪問された天皇、皇后両陛下の記帳=23日(代表撮影・時事)
〔写真説明〕ベルギー連邦議会を訪問し、上院の議場を視察される天皇陛下=23日、ブリュッセル(代表撮影・時事)
2026年06月24日 20時00分