
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(59)が2025年3月、街頭演説に訪れた東京・霞が関で切り付けられた事件で、殺人未遂などの罪に問われた宮西詩音被告(32)の裁判員裁判の公判が7日、東京地裁(江口和伸裁判長)であった。検察側は懲役12年を求刑し、弁護側は懲役5年が相当と訴え結審した。判決は9日。
検察側は論告で、兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題に絡み、元県議が自殺したのは立花氏の言動が原因だと思い込み、犯行に及んだと指摘。「自己満足のためだけで短絡的だ」と非難した。
被害者参加した立花氏は「再犯の可能性が高く、厳罰を求める」と意見陳述。「一人の政治家として、犯行を生み出してしまったことに反省の気持ちもある」と述べた。
弁護側は最終弁論で「同じ罪は犯さない。社会の中で更生を支援していくべきだ」と訴えた。
〔写真説明〕「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏が暴漢に襲われた現場周辺=2025年3月、東京・霞が関
2026年10月07日 15時42分