
福島県会津若松市の猪苗代湖で3人が死傷したプレジャーボート事故で、元会社役員佐藤剛被告(49)に最高裁が逆転有罪判決を言い渡したことを受け、死亡した豊田瑛大さん=当時(8)=の両親が16日、東京都内で報道陣の取材に応じ、「瑛大が戻ってこない現実は変わらない」と話した。
瑛大さんの母親は、被告を無罪とした二審仙台高裁判決について、「不信感しかなく、何も信用できなくなった」と当時の心境を振り返った。最高裁が改めて有罪としたことを受け、「途中諦めかけた時期もあったが、本当によかった」と述べた。
被告に対しては、父親は「憎しみしかない」とだけ述べ、口をつぐんだ。判決で「一応の区切りは付いたが、気持ちの区切りがずっと付かない。早く瑛大に会いにいきたい、それしか考えていない」と語った。
〔写真説明〕猪苗代湖で起きたプレジャーボート死傷事故を巡る最高裁判決を受け、取材に応じる両親=16日午後、東京都千代田区
2026年10月16日 20時33分