リーチ、攻守に躍動=ラグビーW杯



前回大会の主将、フランカーのリーチが攻守にわたって躍動した。10―3の前半32分。素早く展開したボールを左タッチライン際で受け、インゴールへ飛び込んだ。初戦のチリ戦に続く今大会2本目のトライ。姫野、ラブスカフニを含めてFW第3列が全員トライを挙げたことを喜んだ。

防御でも力強く前進してくる相手に臆せず当たり、両チーム最多となる18回のタックルを成功させてピンチの芽を摘んだ。「この勝利は大きい。一試合ごとに成長できている。自信がついた」と充実感をにじませた。

フッカー堀江が一時退場していた前半終了間際にはラインアウトで「初めて」投げ入れ役を務めたが、相手にボールを奪われ、ハーフタイムにジョセフ・ヘッドコーチから怒られたという。これには苦笑いしつつ、8強入りが懸かるアルゼンチン戦へ「負けられない」と闘志を燃やした。

【時事通信社】 〔写真説明〕サモア戦の前半、トライを決めるリーチ=28日、フランス・トゥールーズ

2023年09月29日 11時34分


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