【ニューヨーク時事】米大リーグのタイガースと2年契約を結んだ前田健太投手が11月30日、オンラインで入団記者会見に臨み、「一番最初にオファーしてくれてうれしかった。これから勝っていく若いチームで、自分の力を必要としてくれた」と心境を語った。背番号は18に決まった。
8年目を終えた今オフ、ツインズからフリーエージェント(FA)となり、タイガースと2年総額2400万ドル(約35億5000万円)の契約を結んだ。自身初のFAとなって「8年頑張ったことがタイガースに評価されたと思う。ワールドチャンピオンになりたいし、たくさんチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。
タイガースの投手陣は若手が多く、日米通算200勝にあと38勝と迫る35歳の右腕には、けん引役としての役割も期待される。「若い選手に伝えられることもあるし、学ぶこともあると思う。チームにいい効果をもたらすことができれば」と話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕オンラインでタイガースの入団記者会見をする前田健太=11月30日
2023年12月01日 14時51分