横浜をけん引してきた二枚看板が、決勝でも力を発揮した。先発を託された織田は、得点圏に走者を背負いながらも、速球を軸にしのいだ。エースの奥村頼は六回2死三塁で登板し、ピンチを切り抜けた。
織田は2年生ながら、1回戦から5試合全てに先発。準決勝では健大高崎を7回無失点に抑えるなど大舞台で手応えをつかみ、「良い経験になった」と振り返った。他の投手も好投を見せ、夏に向けて競争は続く。奥村頼は「通用しなかった点をしっかり分析して、夏へ再スタートしたい」と気を引き締めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する横浜先発の織田=30日、甲子園
〔写真説明〕1回裏横浜2死二塁、奥村頼が先制適時打を放つ=30日、甲子園
2025年03月30日 19時58分