
国内男子ゴルフの最終戦、日本シリーズJTカップは4日に東京よみうりCCで開幕する。今季賞金王争いは金子駆大、蝉川泰果、大岩龍一の3人に絞られており、各選手は3日にプロアマ戦などで調整した。
優勝賞金は4000万円で、2位(単独)は1500万円。ランキング1位の金子と3位蝉川の差が約3200万円ある。蝉川と4位の大岩は優勝以外に可能性はない。金子は優位に立つが気は緩めず、「賞金王になりたい。いい成績を出して自分で決めたい」と話した。ランク2位の生源寺龍憲は米ツアー予選会参戦のため出場しない。
この大会を2年前に制した蝉川は「状態はいい。ここでもう一度優勝したい」と逆転での賞金王へ意欲を示す。前週にツアー初優勝を遂げて急浮上した大岩は「チャンスがあること自体、まだ驚いている」と言い、自然体で臨む。
【時事通信社】
〔写真説明〕撮影に応じる賞金ランキング1位の金子駆大(中央)。右は3位の蝉川泰果、左は4位の大岩龍一=3日、東京よみうりCC
2025年12月03日 15時57分